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性病とは?

性病の呼び方

性病には、いろいろな呼び方があります。一般的には「性病」と呼ばれることが多いですが、「性感染症(STD)」という言葉も使われます。しかし、この性病と性感染症という言葉、実は違う意味なのをご存知でしたか?

「性病」と「性感染症」はどう違うの?

性病という言葉は、性の病気一般を指す言葉として一般的に使われています。ところが専門用語としての性病は、梅毒・淋菌感染症・軟性下疳・鼠径リンパ肉芽腫の4つの病気のみを指します。これらは細菌の感染が原因となる病気で、1948年の「性病予防法」により規定されました。

しかし、時代が経つにつれ、細菌の感染は減少し、性的接触によるウィルスの感染が増えはじめました。このウィルスの感染が原因となる病気は、性行為感染症と呼ばれるようになります。

その後、1999年に「感染症新法」が施行。細菌の感染が原因となる性病と、ウィルスの感染が原因となるその他の病気を総称して、「性感染症」と呼ぶことになりました。

■性病と性感染症の違い

性病

梅毒・淋菌感染症・軟性下疳・鼠径リンパ肉芽腫
……上記4つの、細菌による発病のこと。

性感染症

梅毒・淋菌感染症・軟性下疳・鼠径リンパ肉芽腫・性器クラミジア感染症・性器カンジダ症・膣トリコモナス症・HIV感染症・エイズ・B型肝炎・C型肝炎・性器ヘルペス・尖圭コンジローマ ・性器伝染性軟属腫・ケジラミ症
……性行為が原因となった、細菌、原虫、ウィルスによる感染や発病のこと。

性病は英語では「STD」

性病は、英語では「Sexually Transmitted Disease(性により感染する病気)」、略して「STD」と呼びます。また最近では、HIVのように感染しても発病しない症状もあるため、「病気」という意味の「Disease」を「感染」という意味の「Infection」という単語に変え、「STI(Sexually Transmitted Infection)」と呼ぶようになってきました(ただし、本サイトでは、これらの専門用語があまり浸透していないことを踏まえて、性の病気一般を呼ぶ場合は「性病」という言葉を使います)。